Final Reality

Last update 2000/01/22(Sat)

画面が美しい事で有名なデモ風ベンチマークソフトFinal Reality。
そのそれぞれのスクリーンショットと共に、解説を交えて紹介していきます。
このソフト(Ver 1.01)はAGPとMMXに対応しています。


Screen shots

Radial blur
Radial blur2D表示能力テストです。
一定時間(曲にあわせて)で何フレーム表示できるかを見ます。

Chaos zoomer
Chaos zoomer同じく2D表示能力テストです。
こちらは一定間隔でどこまで進むかを見ます。
Final Fantasy VIIの戦闘突入の処理に似てますね。

25 pixel
25 pixelここから3D表示能力テストになります。
画面の絵がうねうねと波打ちます。さながら液体金属ですね。
速い環境で見ると、まるで水面を走る波紋のようになります。かっこいいですよ!

Visual Appearence(?)
Visual Appearence(?)Advanced optionsで唯一選べないテストです。
Texture mapping、
Environment mapping、
Texture and Environment mapping、
Double sided transparency dual side texture with gouraud
……という処理を施されたシップが順に現れ、回転します。
左の画面は3つ目の処理です。当然4つ目が一番処理が重たいのですが、美しさをとってこれを選びました。シップに映りこんだ背景がビューティフルです。

Robots
Robotsロボットがいずこかの基地内を走り回ります。
恐らく、Final Realityでは最も重い画面になるでしょう。
ロボットは2体いて、途中1〜2秒の間同時に表示されますが、この瞬間はかなりスローがかかります。これが60fpsとか出るようなら、Direct3Dゲームは文句のないスピードで動くでしょう。
ところでこのロボット。造型がいまいちという声もありますが……(^^;。
Texture mappingにMipmapが使われています。

City scene
City scene(超?)高層ビルの間を小型船が飛び回ります。
恐らく最も遠景が表示されるテストです。また、特に多くのエフェクトが使われています。
画面上部に見える6筋の光はサーチライトです。強烈な光線が霞を突き抜け空の彼方へと延びています。
また、画面右のバリアーの内側が薄く緑色に見えるのはカラーライティングの効果です。パーティクルで表現されたシップのバックファイヤーが美しいですね。
ところで知ってますか? Robotsもそうですが、このシップも実は出てきたすぐそばに戻ってきている事を。
Robots同様、Mipmap texture mappingが使用されています。

Staff roll
Staff rollスタッフロールです。これはテストではありません。
4つの腕を持った金属体が、右に左に回転します。
環境マッピングが効果的で美しい画面です。また、個人的にはこの曲が一番好みです(^^ゞ。
ここまで来たらESCキーで飛ばしてしまっても大丈夫です。


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