Ultima Onlineは、ORIGIN Systems Inc.の作り出したUltimaシリーズの番外編として位置付けられているそうです。シナリオ的にはIとIIの間、舞台設定はIVの再現であるとか。
Ultimaシリーズには次のものがあります。
Game | Release date |
---|---|
Ultima I: The First Age of Darkness | 1980年 |
Ultima II: The Revenge of the Enchantress | 1982年 |
Ultima III: Exodus | 1983年 |
Ultima IV: Quest of the Avatar | 1985年 |
Ultima V: Warriors of Destiny | 1988年 |
Ultima VI: The False Prophet | 1990年 |
Ultima VII Part 1: The Black Gate | 1992年 |
Ultima VII Part 2: Serpent Isle | 1993年 |
Ultima VIII: Pagan | 1994年 |
Ultima Underworld: The Stygian Abyss | |
Ultima Underworld II: Labyrinth of Worlds | |
Worlds of Ultima: The Savage Empire | |
Worlds of Ultima II: Martian Dreams | |
Ultima Online | 1997年 |
Ultima IX: Ascension | 2000年 |
と、ここまで書いておきながらなんですが、実は英語のサイトがよくわからなくて情報が曖昧です(^^;。多分この順に、そして多分この名前で出ていると思うのですが……。
情報源は、発売元のトップページと思われるORIGINです。
実はこのゲームには、明確な目的はありません。シナリオが順に進むわけでもなければ、最終目的として与えられているものもありません。
では何をするのか。その答えは、「自分のやりたい事をする」に尽きます。
ただやりたい事をやれ、と言っても、もちろん取れる行動は有限に用意されています。Ultima Onlineで取れる行動の大半は、スキルを使用する事です。
Skill - (特殊な)技能、技術、わざ。辞書で調べれば、このような訳が返ってきます。
Ultima Onlineでは、剣を振るう事や魔法を使う事から、料理をする事、釣りをする事、品物を鑑定する事、薬を作る事、味見(毒見)をする事など、ありとあらゆるキャラクターの行動をこれによって表現します。
一人のキャラクターが覚えられるスキルには限界があり、限界を超えていくつものスキルを習得すると、使っていなかったスキルから忘れていきます。どんなに強くても、裁縫は苦手だったりするのです。
これが、「やりたい事をする」の一つの答えです。
自分のやりたい事をスキルから選び、それを習熟させていく。こんな漠然とした事が、Ultima Onlineの一つの目的なのです。
Ultima Onlineをプレイするにあたり、最低限インターネットに接続できる環境がある、という条件があります。ネットに繋がなくては何もできません。
そして、ゲームをプレイするには月々の支払いを済ませなくてはなりません。クレジットカード払い、もしくは3か月分の接続料代わりのクーポンを店舗で購入する方法が取れます。
支払いはアカウント単位で行われ、またキャラクターの管理もそのアカウント一つに何人、と決められています。
無事に自分のアカウントを取得したら、やっとキャラクターを作ってゲームに参加する事ができます。
参加する、とはいったい?
Ultima Onlineは、その名の通りオンラインゲームです。世界にいくつかある、シャードと呼ばれるサーバーに接続し、そのサーバーの元でゲームをプレイします。
そして、これが最大の売りとも言えるでしょう。一つのシャードには、世界各国から千と数百もの人が同時に接続してきます! そしてその中でプレイヤーは、さまざまな人と出会い、会話し、生活していくのです。
世間を見渡すと、実にさまざまな人とさまざまな考え方が存在します。友好的に話し掛けてくる人もいますし、たまにただで物をくれたりもします。そして当然、物を盗んでしまう人や、襲い掛かってきて金品を奪う人も現れます。
Ultima Onlineの世界では言語すら共通ではありません。日本にあるシャードを選べば大半は日本人ですが、お隣韓国の人も盛んにアクセスしてきます。英語ならまだしもハングル文字で会話をする人もいるのです。
幸いな事に、これらの人々は英語でも対話をする事ができます。わずかな英語力と辞書を手に、これらの人々とコミュニケートするのもこのゲームの醍醐味です。さあ、恐れずに語りかけてはみませんか?
これでUltima Onlineが少しずつ見えてきたでしょうか? ……さっぱりわからない? そうかもしれません。
その一番の解決法は、実際にプレイしてみる事です。今ではコンビニですら買えるこのゲーム。プレイしている知り合いを頼りに、一歩踏み出してみては。きっと、何か得るものがあるはずです……!
Electronic Arts Squareの更新するUltima Onlineの日本語ページに、次のようなものが追加されました。このゲームについてまだよくわからない人のために、またわかってはいるけど正確に知りたい人のために、このページは価値を持っていると思います。
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