Town Cryerが急を告げている……。
街に出たら、おとなしい日常の中にどこか慌ただしい雰囲気が漂っていました。Trinsicを陥落させた一味の居場所がわかったようです。そのTrinsicのパラディン、Lord Dupreの元に急ぐよう訴えかけています。
IRCのイベントチャンネルに接続し、イベントの場所からの逆Gateをお願いする人に紛れて私も訪れてみました。
すると、どこか見知らぬ洞窟の中で、異様な体躯のDaemon達が今まさに暴れまわっているところに。
既に横たわっている赤いもの、かなりの痛手を受けていながらも向かう人々に牙を向けている白いもの、そしてその痛みを怒りに変えた緑のもの。三体のBrother of Daemonsがそこにはいました。
音楽に長けた人達がそれぞれを挑発して同士討ちにしようと試みるも、そのすべてを撥ね退ける知性と敏捷性を持ち合わせていてうまくいきません。
やはり最後は正攻法。打たれ強さに自信のある人から周りを取り囲み、致死性の毒をもらっても即座に包帯や魔法で打ち消し、後方から弓や魔法の一斉掃射を浴びせ、そして悪魔達は倒されました。
ちなみに、「冥府へ！」と言い放っている人、実は私です。重なっててキャラは見えないんですけどね。
Daemon達が倒されると、今まで不思議なタイルで進行が阻まれていた道が開けるようになりました。タイルが壊せるようになったんです。その奥へと歩みを進めると、何やら儀式的な祭壇が設けられていました。
柱が打ち立てられたその上には、三つのオーブと三つのクリスタルボールが置かれ、祭壇が生きている事を表すかのごとく光の粒子を放っています。一段高くなった最深部には、見慣れない紫のMoonGateがぬめぬめと光っています。
しかしこのMoonGate、どうにも入る事ができません。通るためには何かが必要なのでしょうか。
この後、どうやら柱とオーブ、クリスタルなども壊す事ができるのに気づき、総勢でこれらを破壊し尽くしたところ……。IRCにてTrinsicの建造物が崩れたという報せが伝えられました。あの建物は、この地で創造・維持されていたのかもしれません。
祭壇と建造物がなくなってきた頃、謎のMoonGateも小さな爆発と共に消えてなくなりました。その先はいったいどこに通じていたのでしょうか。実は敵陣本拠地との連絡通路だったとか……。
破壊し尽くされた祭壇の跡地にたたずんでいた私達も、順を追うようにTrinsicの建造物跡地へ強制テレポートされました。あの地にはもう何もない、という神（ＧＭ）のお告げ？(^^)
まだ少し残存していたモンスターを尻目に、皆は解散していきました。
常用している街Jhelomに戻ると、Town Cryerが平和を告げていました。Trinsicにも人々が戻り、街としての機能は回復する事でしょう。
しかし、VesperやBritain、Yewなどでは未だにモンスターがちまちまと襲撃を繰り返しています。捕らえられたというLord British王は今何処……。
まだ、真の解決ではないようです。