ひまよみ バックナンバーVol.2 (11話から20話まで)
制作者 Lica

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11回から20回の記事
[21回 行政はSimCityたりえるか?] [20回 オンライン闘茶] [19回 なで肩]
[18回 科学技術はどこで知る?] [17回 インターネット懸賞] [16回 重大事故とプロ意識]
[15回 情報共有化で連想する社会] [14回 消費者上位の時代?]
[13回 ACの作品] [12回 パーソナルなもの] [11回 紅茶]


第21回(1999/06/10)

現在、就職活動中たる私ですが、いま1つだけ私の目指している主流分野から外れている会社を受けている最中です。将来、環境と社会に関連する仕事に携われたら良いなと漠然と考えている私ですが、GIS(地図情報システム)が、社会の循環化に向けて、情報の整理と速やかな執行と言う形で、役に立つのではないかと考えています。(そして、その関連の会社を一つだけ受けています)

さて、GIS(地図情報システム)ですが、私が、人生で初めてこのシステムが役に立つと考えたのは、ゲームのSimCityなのですから、ゲームって恐ろしい。御存知、Simcityは、広野の平原を都市に築きあげていくゲームですが、都市を築き、維持するに当たって、当然、問題が発生します。 公害やら犯罪やら渋滞など… これらの問題を解決するのに、ゲーム中役に立つのがGISです。

このSimCityのGISは恐るべき事にリアルタイムで、公害状況や犯罪状況を表示してくれます。 渋滞に関しては、現実でもリアルタイムですが、犯罪や教育、公害の状況をリアルタイムで表示してくれるシステムは、現実には存在しません。この分布状況を参考にしながら、警察署を建てたり公園を作ったりするわけですから、この情報分析から問題解決への行動の速さは恐るべきものがあります。

この情報分析と問題解決の執行力が、エネルギー問題や環境問題に結びつけば良いなと安直に考える私は、やはり子供でしょうか? しかし、理系の大学に行った割には、社会に興味を持ってしまって、つくづく変な奴ですな。私って奴は… でも、技術者というのは、全体を見渡せないと駄目だとも思うんです。


第20回(1999/04/04)
 オンライン○○○。インターネットが各家庭にも普及して、こんな言葉がポコポコ湧いてきている。そんな中、私が挑戦したオンライン○○○は、これである。

オンライン闘茶

 そもそも私はお茶好きで、毎朝必ず日本茶を愛飲している。だが、銘柄には疎く飲んでいるのは100g400円程度の安いお茶らしい。そんな私が食のサイトFood's-Fooで見つけたのがオンライン闘茶。 運良くタダで申し込みできたので挑戦してみた。

 そんなこんなで、送られてきたお茶五種類は、銘柄と値段のリストがあるものの、どれがどのお茶かは分からないようになっている。これを聴覚嗅覚味覚を使い当てていくのがオンライン闘茶のルールだ。リストを見ると、下は400円/100gから上は2100円/100gまで。2100円/100gというのは結構な高級茶だ。そういえば、日本一のお茶は10万円/100gぐらいするらしい。日本一の職人さんが、お茶摘みから揉み、乾燥まですべて手作業で行うお茶だそうだ…

 まず、美味しくお茶を出してあげるのが基本であるので、普段の様に、雑に入れるのではなく、きちんと入れる。今回送られてきたのはすべて煎茶であるので、湯飲みに沸騰したお湯を入れ、少し冷ましてから急須に戻す。 んで、1分から2分ほどで出来上がり。紅茶は、沸騰したて。日本茶は少し冷ますのが、美味しい。…たしかに、その方が美味しいのだが、普通は横着してポットから直接注いでますが。確かにしっかり入れると、普段のお茶っ葉でも味が変わるので、そっちの方がよいでしょう。

 さて、お茶菓子共に闘茶を楽しんでみたが、これが結構難しい。普段、いろいろなお茶を飲み比べている訳ではないので、比較が難しいのである。 たしかに、お茶っ葉ごとに味が違うのだが、何杯も連続で飲んでいると、渋みで味覚がちょっとおかしくなる。今回、急須と湯飲みが一つづつしかなかったので、1杯づつ入れて飲んだが、闘茶は5杯同時に出して、回し飲みしてみないと違いがわかりづらい。

 結局、闘茶の正解率は3/5と言うことで、近からず遠からずと言う結果になったが、煎茶にも結構味の違いがあるものだなぁ感心した。私の好みは、渋みがキツイものよりはサッパリとして香りがよいものが好み。でも、渋いのもお茶菓子といっしょに頂くのもかなり良い感じ。ゆっくりとお茶したいときは、やっぱりおいしく入れたお茶を飲みたいものです。お茶も小売りで少量買って色々試してみようかな?

今回参考にしたページ
日本闘茶協会
Food's-Foo


第19回(1999/11/27)
 私はなで肩である。 どのくらいなで肩かというと、リュック以外の肩掛けカバンは歩いているうちにずり落ちるくらい、なで肩である。 小学校の頃、「後ろから見て矢印みたい」と言われてケンカをしたほど、なで肩なのである。 まぁ、現在は、なで肩であることにコンプレックスは持っていないだろうと思われるが、背がちっこい上になで肩であるので、中学生の頃くらいまではかわいい少年だった。(冗談だが…) 将来、年をとり、スーツを着ることが多くなると、端から見ると「世間にもまれて疲れ果てた中年男性」に映ってしまうのだろうか… ヨヨヨ。
やっぱり、この身長となで肩具合では、体格的に考えて、女性だった方が良かったような気がする。(ええ、非常に) きっと、浴衣と着物が似合う可愛いおなごになっていたことだろう(笑)

 まぁ、非現実なことを考え続けるのも何なので、話を進める。
最近、新しい肩掛けのビジネスカバンを買ったのだが、肩当てがついているにもかかわらず、つい気を抜いて肩を下げてしまうと、カバンが落ちてしまう。 どうにも困ったモノなので、ネットになで肩の問題について解説してあるページがきっとあると思い、「なで肩」で検索してみたのだが… どうにもこうにも、解説サイトや問題提起サイトが見つからないのである。思っていたより、なで肩を不便だと思っている人は少ないのだろうか? "Sloping shoulder(なで肩)"で検索をかけても見つからず… と言うことは、世界的にも表面化するほど、不満と思う人がいないのか?

 似合うドレスをチョイスしてくれるページに出会ったが、私に似合うドレスは
http://www.egao.ne.jp/c_dress/c_b1_e11.htm だそうだ。 でも、着ることはないだろう。
あと、なで肩についてのページは、慢性的な肩こりになりやすい体格の一つとして、出てきてるくらいでしょうか。意外だったのが、「なで肩のおなごが好きっす」と言う文字も見つからないですねぇ。 「猫のなで肩」が好きというのは、いくつかありましたが。

 そんな中、唯一見つけた問題提起サイトがありました。

なで肩の逆襲

結局、この方もなで肩を克服していないようなので、残念である。 鞄がずり落ちる対策としては、肩パット付きのスーツを買うとかそれくらいしかないようだ。 少々疑問なのですが、鍛えるとなで肩というのは直るものなんでしょうか? 肩の肉付きか良くなって、ズリ落ちなくなるのかな?

やっぱり、毎日、肩掛け鞄がズリ落ちないように、肩を上げて歩くというのは、肩こりの原因になるのに決まってるので(と言うか、疲れる)、良い方法ないでしょうかねぇ…
なで肩の女性はショルダーバックを使っていてもずり下がらないのでしょうか? 今度聞いてみよう。

今回参考にしたページ
なで肩の逆襲
海外ウェディングドレス物語内の似合うドレスに出会いたい(診断ページ)


第18回(1999/11/01)
 今の世の中。科学技術に頼りっきりになっている割りには、ブラックボックス化があまりにも進んでしまって、知ろうと思わなければ素晴らしい知識の一端に触れることもない。

 科学的好奇心を失わないためにも、雑誌では科学を一般に啓蒙している雑誌「ニュートン」ぐらいは読んでいるが、当然ネットでもいくつかのサイト、メーリングリストを購読している。(そもそもインターネットは科学技術の情報のやり取りが主な役割だったのだから、利用しないともったいない??)
 今回はよく利用している所をいくつか紹介しようと思います。

 ポピュラーサイエンスノード
 インターネットの科学情報の接合点とも言えるメーリングリストで毎回ネット上で発表されている、科学や技術の情報を流してくれる。気を抜けば、すぐに「科学・技術」という話題からはなれてしまえる社会だが、このメーリングリストは離れかけた興味をスッと引き戻してくれるような気がします。 ここから辿れる情報はかなりの分野にわたり、おもしろい。

姉妹メーリングリストにネットサイエンスノードがある、こっちも登録してます。

 今日の必ずトクする一言
 スーパーB級技術系サイトらしい。目から鱗が落ちます。身近な物をより良く改善する知恵がびっしりつまっていて、実際に日常生活に参考しているものがいくつもあります。ただ、文章にクセがあるので、ある程度知識がないと記事を読んでも読解できない事があります。
 …が、キチンと基礎身につけてからまた来てくださいと言うことなんでしょう。

 ブリタニカ辞典
ちと、趣向が違いますが…
辞典の権威ブルタニア辞典が無料でネットに公開されるらしい。あいにく英語のみだが、ちょっとしたモノを調べるのには、非常にやりやすくる。 以前までは、もの調べを時はinfoseekなどで単語検索していたが、なかなか洗練された情報が得られなかった事も多かった。
ただ、今現在ホームページにアクセスしてもあいさつのページが出るだけなんですけど どうなってるでしょう? 楽しみなのですが。

 いまだに技術の進歩は続いていて、それは今後も続くと思うし続かなくてはいけないと思う。 たとえ、科学技術に関する専門知識をあまり利用しない職業についてとしても、ふだんの生活にどんどん最新技術は入ってくるのだから、やはり「知っていて使っているの」と「知らないけど使える」の差は大きいと思う。 だから少しでも興味を失わないようにが重要なのだ。


第17回(1999/10/12)

 先日、1000円分の図書券が送られてきた。ネットでアンケートに答えた謝礼だそうだ。 実は、結構以前からいわゆる「インターネット懸賞」に応募しているのだが、これで当選したのは5回目だろうか。 別に高額商品が当たっているわけではなく、テレカとか小さな時計とか、まぁその程度のものである。 応募総数に対する当選率はだいたい3〜4%程度ではないかと思う。

 懸賞に応募するパターンは、大抵が懸賞情報ページであるtokutoku.comにチェックしに行って、手ごろな懸賞に応募するというパターンである。 色々な企業があるもんだと感心しつつ、ちょうど良い暇つぶしになる。

 懸賞用に専用のメールアドレスを確保する人もいるそうだが、私はいつも使っているメールアドレスですべて登録している。 いままで100回以上懸賞に応募しているはずだが、幸いSPAMや怪しい電話勧誘などにはあったことはない。 そもそも、怪しそうなページの懸賞には絶対に応募しないようにしているので、それなりの危険回避はしていると思う。(そんなの、まったくアテにならないが)
 …が、つねに自分の個人情報が外に流れていることを忘れてはならない。

 そもそもインターネットでの個人情報の登録というのは、名簿を作る側にとって非常に効率がよい。プレゼント欲しさに登録した瞬間、自動的に名簿化されているのは当然だからである。 葉書懸賞ではさすがにこうはいかない。  ちょっとしたプレゼントを用意しておけば、タダ同然のコストで名簿作成ができる。これほど都合の良いシゴトはあんまりないんじゃないかな?

 ここまで、「個人情報が流れてる」事を認知しているのに、なんでプレゼントに応募するのかと言うのは、やはり暇つぶしと貧乏性と言ったところでしょうか?

今回参考にしたページ
 とくとくページ


第16回(1999/10/02)

 東海村の臨界事故ですが、親せき一同、ひたちなか市と東海村に住んでいるので、全然他人事ではありませんでした。
昔から、東海村のおばさんは「村に税金は入って暮らしは良いが、安全を売っている」
と言っていたのが、印象的です。
うちの祖母も心配して電話をかけていましたが、本当に無事でなりよりです。

 私は原発反対ではなく、日本のエネルギーのための必要悪だと思っていましたが、今回の事故で印象が変わってきました。
以前、「日本人の職に関するプロ意識が低下しているじゃないか。」と書いたことがありますが
それが、原発関連の会社にも及んでいるとなると、驚愕します。
そのうち、ホントに取り返しつかない事故を起こすのではないか?
一つの手抜きからこれほどの事故が起こるのであれば、いくら事故防止のマニュアルを作っても無駄なような気がします。

 やはり、生産という行為は、どんな事においてもプロ根性がなければならぬと実感するのでした。
あいにく、オートメーション化された工場の仕事をしたことがないので、分からないのですが
社会や工場の歯車になってしまうと、こういうプロ意識はなくなっちゃうのでしょうか?

意見が青くてどうもすいません。 が、これは重要なことではないのかなぁ。

 追加。
実際に東海村やひたちなか市のガイガーカウンターをモニタできるページがあるのですが、しっかり事故があったときはカウンターの数値が跳ね上がっています。
事故現場から約5km離れた高野地区でも数値が若干増加しているのが驚きです。
後1歩、間違っていたら(臨界時に施設の壁が壊れるなど)この数値は絶対に振り切れていたでしょうね。 恐ろしいことです。

核燃料サイクル開発機構のガイガーカウンターのページ(東海村とひたちなか市)
(事故後7日間で反応した数値はグラフからはずれます)


第15回(1999/07/21)

 前回の続き。
この3週間の間にいろいろ在ったわけですが、結局東芝の副社長まで出てきて謝罪するようです。しかし、当事者の方はまだ納得していていないみたいでしばらく論争は続くかと。 でも、今回の指摘は東芝を含め大企業の体質を指摘しているので、望んでいる答えを引き出すのは難しいような気がします。

 まぁ経緯はともあれ、「情報発信の一般化」がここまで顕著に表れて大きくなった件は日本で初めてだと思いますし、様々な人が今回の件に触れてみて色々と新しい社会の動きに考えを巡らしたのではないかと勝手に想像しているのですが。私自身もとても色々なことを考えました。今回の件からは直接的でない部分も多いですが、どうしてもそう連想してしまうので書きました。

 まず、マスコミの取り上げ方が、色々あること。 当然だと言えばそれまでですが、今回の場合は問題のページ(1次ソース)を(問題ページからの一方的な情報ですが)手軽に見られてしまうので、各新聞雑誌などの記事(2次ソース)の方向性と信憑性を自分自身で測る事が出来たので、まずこれが興味深かったです。
東芝スポンサーの番組では、お茶を濁す感じの報道をしていたし、また別にはとても中立的に報道されていたところもありました。
これから、またインターネット上の出来事を記事にしなければいけない場合、マスコミの方は高いスキルを要すると思います。 当然、関心の高い読者(視聴者)は1次ソースと報道を見比べるからです。

 次に製品サポート自体のこと。
これも色々な意見が出まくっていますが、私としては現段階では購入者側も、しっかりとした技術情報を持っていることが重要ではないかと思います。
本来は、「壊れた、不都合がある」と言う認識を持ってさえいれば、後はメーカーがきちんと対処すると言うのがスジだと思いますが、現段階だとなんかお茶を濁されやすいと思う。いずれにしても、消費者の商品に対するブラックボックス化と言うのが、サポートと言う場面に置いても一つの障害になっているようにとても強く感じます。

#安く買っているけど、買っている物は実は凄い技術なんだなぁ。
#と言う認識が世間から薄れているように感じてなりません。
#だからと言って、簡単に壊れて良いと言っているわけではありませんが。

 ブラックボックス化と言えば、企業側のサポート担当で一番はじめに電話口に出てくる方の技術情報の少なさと言うのが気になります。 アフターサービスにあまりコストをかけたくないと言うのも分かりますけど、丁寧なサービスは次の購買にあたって大きな影響を与えると思うのは私だけでしょうか?

#私の場合、殆どの商品が修理から帰ってくるとたいてい「メインユニット交換」とか書いてあるんだよなー
#それって、外側以外、ほぼ全部とっかえじゃない?
#まぁ、MDとかMOドライブとか小さな物が多いからなんだけど。 なんか、製造コストと修理するコストの
#ギャップを垣間見ます。

 また、大量生産、短期リニューアルなどの影響で以前より商品寿命自体が縮んでいるはず。それよりもサポートのいらない長時間壊れにくい商品が沢山出てくるようになると良いなと考えました。 そうすれば、(上手くいくかは別ですが)衰えかけている大量生産の時代は終わると思うし、とてもエコロジーであると思います。
技術の発展にはとても多くの消費が必要だったのですが、それを考えに入れるととても難しいところでありますが、長く使えて愛せる商品と言うのが広く認識されれば上手く表現できませんが良いですよね。
…だけれでも、社会の静脈産業(リサイクル産業)が有効に動き出すのが、技術発展の促進と環境保全という二点の問題にとって一番有効でしょうね。

 あと、もう一つが日本の大企業の対する意識改革について なのですが、上手く言い表せないのでまた、機会が在れば文章にしたいと思います。

 なんか、今回の一件を見て、社会のすべての事に置いて「プロ意識」が低下してしまっていると感じて、それが高められる様になってくれると、すばらしいですよね。 なんて最終的に考えました。


第14回(1999/07/02)

 今回は時事ネタを。

 東芝のアフターサービスについて 〈修理を依頼し、東芝本社社員から暴言を浴びるまで〉

購入したビデオデッキの不都合から修理を依頼した方が、そのサポートと対応の悪さを 取り上げたページです。
現在、色々な掲示板で議論になっているわけですが、今回の一連の騒動を見て、思うことをつらつらと。

 やはり実感として、ネットが広く活用されるようになり、消費者同士が比較的容易に結びつける状態が作りだせている。 と言うことです。
この形成された消費者同士のネットワークによって、メーカーにとって「お客様は神様です」と言う意識が高まるのではないかと。

 今までは、メーカーは比較的自分たちで作り出した製品の面倒はあまり重要視されているとは言えなかったと思います。また、ユーザーも保証期限内の製品が故障してしまっても、修理には出さず新しい物を買ってしまう傾向がありましたし。
(これは修理にとても時間がかかったり、比較的、修理を出す作業にトラブルが多いからだと思います。)

 しかしこれからは、今回のようにユーザーの製品に対するクレームを誠実に対応しなかったという一つの事実で、ユーザーからネットという手段を使って多くの他のユーザーに情報発信が出来てしまう訳です。
ユーザーが結びつきを持って情報交換が出来てしまうようになると、メーカー側としてもユーザーに対して不誠実な態度はとれなくなる言うことです。
もし、不誠実な態度をあまりに多くとり続けると、メーカーへの不信感が短期間の間に一気に波及するでしょう。 今回もたった1件の不誠実な対応で、ここまで大きくネットで話題になっているのですから。

但し、この体制に移行するには、今後はユーザーも正しい製品情報を把握しなければならないと思います。
(書き足りないので続きます)

今回参考にしたページ
 東芝のアフターサービスについて 〈修理を依頼し、東芝本社社員から暴言を浴びるまで〉
 国民生活センター  以前は製品の不都合に対する意見はここにするしかなかったような気が。


第13回(1999/06/15)

 ふと、明るい番組やCMのすきまに入りこんでいるCMがある。
そのCMインパクトは今まで見ていたくだらないバラエティー番組そっちのけで考えこむ事があるくらいの鋭さがある。
というか、夜一人であのCMを見てしまうと思わず考えこみすぎてブルーになってしまったりする。

それが、公共広告機構の宣伝です。

 一流の感性と社会を見据える鋭い視点。別に撮影自体にはあまり費用をかけているわけではないのです。
話しは少しそれますがこういう作品は高校、大学のレベルでも視点さえきちんとしていれば、学生視点で社会に対して意見を織り交ぜた作品が作れると思うのです。
私は大学で、そういうサークルに所属していたから強く思うのですが、一度TV15秒、ラジオ20秒の世界に挑んで見れば良かったと思っています。
短い時間で表現しなくてはいけない場合、そこに強烈な自己主張と思想が必要になるからです。

 ACのホームページではQuick TimeでTVやラジオで放送されたCMを見る事が出来ます。
一度、見てみては如何でしょうか? 画質は小さく見にくいですがそれでも光る物があります。
どれも作品も鋭いのですが、最近の見ていて少し考え込んでしまう作品は

 '98 家庭環境(子供問題)
 '98 環境問題(自然保護)
 '98 社会病理(麻薬)
 と言ったところでしょうか。
 私がここで語るより一度見てみた方が感じることが多いと思うのでこれにて。

今回参考にしたページ
 AC公共広告機構


第12回(1999/05/22)

 ちまたでPasswordや個人情報の管理の必要性がよく騒がれているが、個人使用の一般的なパソコンの中身で一番で盗まれると困るというか、イヤーな物は、ブラウザーのブックマーク。も一つ盲点なのがIMEの辞書ファイルではないでしょうか?

 通常使っているIMEは、学習能力があり、一度入力した単語を記憶する。最近では文節同士のつながりも覚えていそうです。これらの学習能力をわざわざOffにしている人はまずいないはずです。つまり、いままでそのパソコンで打ち込んだすべての単語を、打ち込んだ本人よりもはっきり記憶しているのがIMEなのです。

 ためしに自分の辞書に登録された単語を調べてみると、かなり驚く結果になりました。
手軽で予想できたところからいうと。
名前 住所 は自分で登録したので、これはわかる。
また、詳しく調べてみると…
交流のある団体名 趣味関係 タレントの名前 なんかが出てきた。
趣味関係の単語が強烈で、やはり私は、ゲームでパソコンな人なのだと再認識してしまいました(笑)
#サンプはそれはそれは恐ろしくて、ここでは挙げられません(^^;
あと、一度しか打ち込んでいない単語でも学習されてしまうと、忘却しないということです。 こんな単語いつ打ち込んだ??? なんてのもいくつかありました(^^;

 私が使っている辞書では「学習単語一覧」でリストアップされた単語は、カタカナや英語を打ち込んだときのローマ字読みがほとんどで、漢字はほとんど登録されていないようです。しかし、通常の方法では取り出せないですが、漢字でも単語の優先順位は学習されているので、辞書ファイル全体を取り出して、それを解析するソフトなんぞを作ろうもんなら、かなりパーソナルな所まで分かってしまいそうで、かなり怖いのですが… IMEを作ってるメーカーはもちっとセキュリティーの事も考えて欲しいような気もします。

 まぁ、盗まれないように気を付けて、一度試しに自分の辞書の登録単語を眺めてみて自己分析してはいかかでしょう?(笑)


第11回(1999/04/12)

 「そのパック、一回使っただけだからまだ使える」と親が言うが、一回どころではなく、なんだかんだで5回ぐらい使っているような気がする。この5回も使ったパックでいれた紅茶。がぶがぶ飲んでいたけれど、おいしいのか?

 実は、とある小説を読んで紅茶をおいしく出してみたくなったのと、同じくらいのコストでもおいしく出来るのならそっちの方がなお良いと言う事で、いろいろページを見てまわって研究してみました。

 紅茶の辞典 紅茶についての知識がそろってます。
 紅茶の入れ方 上のページの移転する前に探したページなんだけど、入れ方が書いてなかったので。

 紅茶とお茶のおいしい入れ方は上記のページを参照していただく事にして、最近では紅茶を入れる時はすっかりカップを暖めてから紅茶を入れているのですが、やはりおいしいです。 以前の色が出たら取り出してしまった紅茶と飲み比べてみたりしたのですが、ちゃんと入れた方がやっぱりおいしいです。 とは言っても、あんまり高級なリーフで出した紅茶って飲んだことがないのでどこまでおいしいのかは不明ですが(笑) まぁ、同じティーパックでもおいしくなったことが分かるからトクした気分です。

 ただ、それよりもお茶を出している時やカップを温めている時の「間」とちょっと多くなった手順そのものが、なんとなく落ち着きます。 紅茶ぐらいは自分で出してゆっくりするのが良いのかな? いまじゃ、飲み物を自分で作るなんて機会は結構ないですし。 
…親は相変わらず、色を出しただけで飲んでいるみたいですが(^^;
ちなみに、コーヒーは家では作らないのですが、ファミレスである「馬車道」のコーヒーがおいしくて好みです(笑)なんじゃそりゃー

今回参考にしたページ
 紅茶の辞典 紅茶についての知識がそろってます。
 紅茶の入れ方 上のページの移転する前に探したページなんだけど、入れ方が書いてなかったので。
 日本茶普及委員会
 馬車道(笑)