2000/07/01(Sat)
先週に引き続き、かなめの野望は続きます。今度はビデオキャプチャーに挑戦です。
彼の家のビデオデッキは調子が悪いらしく、ものすごくノイジーな画像になってしまうんだそうです。それで私に白羽の矢が立った……、というかウチは最初から第二ラボとして扱われているのかもしれませんが。
実験に用いたのは、3dfxのVoodoo3 3500 TV。特殊な形状のコネクタにぶっといケーブルを刺すと、その先にはビデオ端子を接続するボックスがついていました。
まずおもむろにAGPスロットからSPECTRA 5400 PEを抜き、Voodoo3 3500 TVを差し込みます。そして何も考えずに再起動。おお、640x480で16色チックなWindows画面までいきました。それではドライバをCD-ROMから入れて再起動……、と。うんうん。1280x1024で16bit色チックないつもの画面です。バッチリじゃないですか(^^)。
ではまず最初にやる事は……。そうです。ベンチマークテストです(笑)。
お決まりのFinal Realityに3D WinMark 99 Maxときて3D WinMark 2000。ついでにFog City 2とTirtaniumも計って、最後忘れないうちにHD Benchも録っておく事に。
詳しくは省きますが、このボード侮れません。SPECTRA 5400 PEの影が薄く見えました。後で詳しく比較しますが、なんかちょっと速いんじゃない?と思わせます。ただ一つの難点は、AGPに正式対応していない事。巨大なTextureデータを読み込ませると、ある量を超えた時急激に重くなります。Voodoo5からは改善されているという事なのですが。
さて、やっと本題のキャプチャーです。それっぽいソフトをインストールすると、スタートメニューとデスクトップにショートカットが二つずつ増えました。TVチューナーとFMチューナーの専用アプリですね。
FMは別にいいのでTVを起動します。するとリモコンが表示され、320x240の小さなテレビが出てきました。あらかじめケーブルを挿しておいたビデオからは野球中継が流れています。
設定が必要だとアプリに警告されたので、しぶしぶ指示に従います。そして準備完了、テストキャプチャースタート!
どうやらうまく撮れている様子。確認してみると……。
「ドガー!!!」
もう大慌てでスピーカーを消しました。なんかとんでもない音量です……。
時間がなくて詳しく調べられなかったのですが、ビデオの出力が大きすぎるのか、もしくはアプリ独自の録音ボリュームが異常に大きいのかだと思われます。何しろすごい音割れを起こしていたので。
結局適当にボリュームを調節して応急処置とし、持参のビデオをデジタイズして終了としました。
320x240の解像度を30fpsで45分録画して740MB程度でした。リアルタイムMPEG2エンコードをしていたのですが、結構綺麗に録れています。我々の共同研究であるデジタル保管計画も次の段階に入ったという事かな……。
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