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Last update 2001/05/06(Sun)

2000/10/14(Sat)

AthlonとWin2000(前編)

 やってきました問題編。新しいものを導入するたびに不幸に見舞われる苦労人ChaTarohの日記です(って自分で言うな)。

 いつか導入してやろうと狙い続けてきたThunderbird Athlonをついに購入したのですが、そこで問題がいくつも出てきてしまいました。順を追って書いていきたいと思います。

 まずはお買い物の顛末を。

 CPUは前述の通りThunderbird Athlonの800MHz, SocketA版。直前まで700MHzか750MHzか、それとも思い切るかと考えていたのですが、SocketAを選んだ段階で750MHzと800MHzはほぼ並んでいる事が発覚。というわけで800MHzに的を絞って探索していると、ある中古屋にリテール品の綺麗なものがちょこんと一つ、棚の上に鎮座しているのが見つかりました。
 「Motherboardがあまりに高ければやめる」と少し躊躇して、その場は去りました。「残っていれば買う」などと運を天に任せました状態です。

 そのあとしばらくうろつき、メモリの値段や中古の出物を確認しながらM/Bの値段調査を続けます。その道中で共に買出しに行ったかなめに聞いた話では、「SocketAにするとM/Bが高くつく」という事でした。でも「SocketAなら今度Dualにできる」と言うし、それは実際やってみたい。高いと言っても5割増がせいぜいだし、このあとしばらく使うわけだから妥協はしたくありません。

 いくつか店を回った結論は、先ほどの800MHzを買っていくという事でした。もう一度その店に立ち寄り、残っていた事を確認し、誰とはなしに感謝して無事保護する事ができました。

 M/Bは大体MSIのK7T Proと決まってきたのですが、参考にと立ち寄った店で一つ気になる文章が。「GeForce2のボードとの組み合わせで動作しない場合があります」……。
 それはAPGの動作に癖がある事を示唆した解説でした。PCIスロットが六本、SocketAタイプで電源コネクタの位置が端っこ過ぎない。その上で価格が安いからと選んだわけですが、これを見てしまったからには安心できません。似たような条件でパーツ本から探索し直したところ、EPoXのEP-8KTAに決定しました。非常にスタンダードな作りで、安定性も期待できそうです。

 途中ついでにと寄った店で友人ANDERSON軍曹の噂をしたら、ちょうどばったり鉢合わせました。「いそうだよね〜」と言ったそばから「呼んだ?」なんて、偶然は本当にあるのなだと思ってしまいました。
 さらにそのあと上野駅で別れたのに大宮のSofmapでまた遭遇。「行動パターン似てるんだ」という冷やかしが、まさに的確なものに聞こえますね(^^;。

 他にCD-RのメディアとDVD-RAM 5.2GBのメディアを買い足して、7時間ばかりのお買い物は終了です(色々ゆっくり回ったんです)。
 実はこのあと別の友人と飲みに行く約束があり、結局その日はかなめ宅に泊めてもらったのでした。お疲れさま……。


2000/10/14(Sat)

AthlonとWin2000(中編)

 さて、家に帰って早速組み立て作業に入ります。まずはM/Bのマニュアルを仔細に確認。電源の容量や相性などに不安な点が多かったのでかなり慎重です。よくよく見通してから改めてケースの解体、そして移植に入ります。
 最初はとことんまで最小構成。HDDやFDDには電源も一切通さず、CPUとメモリ、ビデオカードとわずかなケースのケーブルだけ接続して火を入れます。ケーススピーカーのケーブルが断線しているので警告音が聞こえないというのが果てしなく不安でしたが、無事BIOS画面も拝む事ができました。第一段階クリアです。

 次にRAIDカードとHDD、ATAPIのCD-ROMとFDDを接続してWindows2000を起動してみます。慎重と言うか弱気なくらいでしょうか。こちらも経過は良好です。
 ここで一度、あらかじめVIAのサイト(このM/Bが採用しているチップセットのメーカー)から拾ってきておいたAGPのドライバを含むドライバセットをインストールしておきます。CD-ROMに入っているバージョンをインストールしてしまうとWindows2000は起動しなくなると書いてあったんです。
 しかるのちにVGAカードのドライバを入れ直します。こちらはWindowsのフォルダに入っていたものをそのまま使用する事にしました。

 ここから先は至って順調。SCSIカードもサウンドカードもLANカードも、どれも今まで通り振る舞ってくれました。

 すべてを繋いで完璧に動いているか……! と思いきや。落とし穴はこのあとにありました。


2000/10/14(Sat)

AthlonとWin2000(後編)

 速いCPUに載せ換えたとなったら、まず試したくなるのがベンチマークや重たい処理でしょう。どちらも目で見てすぐに直感できるからです。そして、それこそが落とし穴でした。

 なんとベンチマークが軒並み動かない! まともに動いたのはFinal RealityFog Cityだけ。他に3D Mark 99 Max3D Mark 20003D WinBench 993D WinBench 2000SL BenchmarkXL-R8RTirtaniumと試したのですが、どれも途中で止まるかベンチマークを開始できない状態になってしまいました。いくつかは以前から動かなかったのもあるのですが……。

 これだけならまだ「つまらない」で済むのですが、致命的なのはゲームにも影響が出た事。Diablo2でも止まるようになったんです……。

 各ベンチマークの挙動を見る限り、怪しいのはDirect Xのようです。上記の動かなかったベンチの中で、TirtaniumOpen GLモードでだけ動作が確認されました。他はすべて(Diablo2も含めて)Direct 3Dで動作します。
 かといってDirect Xにはダウンデートの手段はありません。再インストールしようにもアンインストールができず、上書きインストールをしようとしても既存のDirect Xを確実に発見して入れさせてくれません。

 一応、Athlonで困った時にという趣旨のFAQ記事を参考にしてBIOSの設定も変更してみたりしました。AGP 4Xを無効にしてAGP FastWriteも同じく無効に。不要そうなものは切って危険そうなものは落として、とやってみても症状はまったく同じ。全部ちゃんとわかってるのか?と聞かれたらいいえと言ってしまうかもしれないのですが、今のところお手上げです。

 最終的な結論は、Windows2000は時期尚早だったと……。

 せっかくのDVD-RAMは書き込めずCD-Rのライティングソフトはただ一つしか選べず、ネットワークは10Mbpsの半二重でしか安定しなくてUSBはまともに認識しない、ベンチマークもゲームもちょくちょく止まる環境はもう疲れました。
 それでも、再起動する回数は格段に少ないしパフォーマンスの分散もWindows98よりは上手だった事を考えると少し未練が残りますが、もうバックアップも完全に済んでしまっているし入れ直す気も満々なので、いっちょまた苦労してみる事にしましょう!

 実はどうしてもベンチマークが動かしたかったから〜なんて大声では言えません。やっぱ綺麗だよ〜……。


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